▽現場は北西部カイバル・パクトゥンクワ州のアフガン国境。それ以上の詳細は明らかになっていない。
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パキスタン軍が隣国アフガニスタンからパキスタンに潜入しようとした武装勢力の戦闘員54人を殺害した。当局が27日、明らかにした。
それによると、現場は北西部カイバル・パクトゥンクワ州のアフガン国境。それ以上の詳細は明らかになっていない。
地元テレビ局は当局者の話しとして、治安部隊は同国最大のイスラム過激派TTP(パキスタンのタリバン運動)の一団を撃退したと伝えている。
TTPとアフガンのタリバンは別組織だが、思想は共有している。TTPは現在、アフガンの山岳地帯に潜伏しているとみられ、2022年11月に中央政府との停戦協定を一方的に打ち切り、軍と警察への攻撃を強化した。
アフガンと国境を接するカイバル・パクトゥンクワ州と南西部バルチスタン州では近年テロ攻撃が相次いでおり、その多くにTTPが関与している。