◎パキスタン軍は近年、アフガン国境沿いで大規模な軍事作戦を実施してきた。
パキスタン軍が28日、北西部カイバル・パクトゥンクワ州の武装勢力拠点を急襲し、イスラム国(ISIS)系組織の司令官と戦闘員2人を殺害した。
軍報道官によると、特殊部隊はアフガン国境近くにある武装勢力の隠れ家を捜索したという。
死亡した司令官は中央政府から指名手配されているISIS戦闘員のひとりだった。
一部のメディアは非武装の民間人が殺害されたと伝えているが、詳細は不明だ。
特殊部隊は隠れ家から武器と弾薬を押収し、その地域における一掃作戦を継続している。
パキスタン軍は近年、アフガン国境沿いで大規模な軍事作戦を実施してきた。しかし、TTP(パキスタンのタリバン運動)や国際テロ組織アルカイダ系の組織を含む多くの過激派が今もこの地域でテロ攻撃を続けている。