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▽現場はデライスマイルカーン近郊の住宅地。同国最大のイスラム過激派TTP(パキスタンのタリバン運動)の戦闘員9人が死亡した。
パキスタン、北西部カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワル郊外、陸軍の兵士(Getty Images)

パキスタンの治安部隊が北西部カイバル・パクトゥンクワ州の武装勢力拠点を急襲し、9人を殺害した。軍が7日、明らかにした。

それによると、現場はデライスマイルカーン近郊の住宅地。同国最大のイスラム過激派TTP(パキスタンのタリバン運動)の戦闘員9人が死亡した。

軍は声明で、「死亡したテロリストは全員、TTPのメンバーであり、先月この地域で発生した陸軍将校殺害に関与していた」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

TTPとアフガンのタリバンは別組織だが、思想は共有している。TTPは現在、アフガニスタンの山岳地帯に潜伏しているとみられ、2022年11月に中央政府との停戦協定を一方的に打ち切り、軍と警察への攻撃を強化した。

アフガンと国境を接するカイバル・パクトゥンクワ州では近年テロ攻撃が相次いでおり、その多くにTTPが関与している。

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