TikTokインフルエンサー殺害、22歳男を殺人罪で起訴 パキスタン
被告は被害者に好意を伝え、拒否されたため、射殺した。
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パキスタンの検察は20日、17歳のティックトック(TikTok)インフルエンサーを殺害したとして、22歳の男を殺人罪で起訴した。
ウマル・ハイアット(Umar Hayat、22歳)被告はティックトックで100万人以上のフォロワーを持つサナ・ユスフ(Sana Yousuf、17歳)さんを射殺したとして、殺人罪に問われていた。
警察によると、被告は被害者に好意を伝え、拒否されたため、射殺したという。
事件は首都イスラマバードで6月初めに発生。被告もティックトッククリエイターで、ユスフさんを殺害したとして、東部パンジャブ州で逮捕された。
現地メディアによると、被告は容疑を否認しているという。
AP通信は情報筋の話しとして、「被告は判事にユスフさんを殺害したかと問われ、やっていないし、知らないと答えた」と伝えている。
また被告は殺害後にユスフさんの携帯電話を盗んだという嫌疑も否定した。
地元テレビ局が報じた映像には、警察官が手錠をかけられた被告をイスラマバードの裁判所に連行する様子が映っていた。
ユスフさんは動画を通じて伝統的な音楽や衣装を紹介することで知られていた。
またユスフさんは女子教育の促進にも尽力していた。
パキスタンのティックトックユーザー数は6000万人を超え、その多くがティーンエイジャーである。