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▽イスラム国家でムハンマドやコーランを冒とくすることは死罪に当たる。
パキスタン、カラチの警察官(Getty Images)

パキスタンラワルピンディの裁判所は25日、イスラム教の予言者ムハンマドや聖典コーランを侮辱するコメントをSNSに投稿したとして、4人の被告に死刑を言い渡した。

イスラム国家でムハンマドやコーランを冒とくすることは死罪に当たる。パキスタンの刑法も冒とく罪の最高刑を死刑としているが、実際に冒とく罪で死刑が執行されたことはない。

パキスタンでは冒とく罪で逮捕された容疑者が暴徒に襲われ、処刑される事件が多発している。

地元メディアによると、ラワルピンディの判事は「神への冒涜、聖なる人物への無礼、コーランの冒涜は許されざる犯罪であり、情状酌量の余地はない」と断じた。

また判事は死刑判決とともに、460万ルピー(約250万円)の罰金を科した。

被告の弁護団は裁判後の会見で控訴する意向を示し、捜査当局が示した証拠は不十分であると批判した。

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