◎テロ攻撃はアフガニスタン国境近くの町にある検問所で発生。爆弾を積んだ車が検問所に突っ込んだという。
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の検問所で自爆テロが発生し、兵士3人と10歳の少年が死亡、兵士と民間人少なくとも14人が負傷した。地元当局が5日に明らかにした。
ぞれによると、テロ攻撃はアフガニスタン国境近くの町にある検問所で発生。爆弾を積んだ車が検問所に突っ込んだという。
地元メディアは警察関係者の話しとして、「自爆テロに関与した組織を追跡している」と伝えている。
警察によると、救助隊は現場で兵士2人と少年の死亡を確認し、その後、重傷を負った兵士1人が病院で死亡したという。
犯行声明は出ていないが、多くの専門家がこの地域で攻勢を強めるTTP(パキスタンのタリバン運動)に疑いの目を向けている。
TTPとアフガンのタリバンは別組織だが、思想は共有している。TTPは現在、アフガンの山岳地帯に潜伏しているとみられ、昨年11月に中央政府との停戦協定を一方的に打ち切り、軍と警察への攻撃を強化した。