◎アフガンと国境を接する北西部カイバル・パクトゥンクワ州と南西部バルチスタン州では近年、テロ攻撃が相次いでいる。
パキスタン、北西部カイバル・パクトゥンクワ州郊外(Getty Images)

パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で路上に設置された爆弾が爆発し、2人が死亡した。地元当局が19日、明らかにした。

それによると、現場はTTPパキスタンのタリバン運動)がかつて拠点を置いていた同州南ワジリスタンの繁華街。路上に仕掛けられたIED(即席爆発装置)とみられる爆弾が爆発し、通行人が巻き込まれた。

犯行声明を出した組織は確認されていないが、TTPに疑惑の目が向けられている。

カイバル・パクトゥンクワ州バンヌでは19日、過激派の暴力に抗議する集会が開かれ、数百人が参加した。

しかし、正体不明の武装集団が会場に向けて銃を乱射し逃走。警察によると、3人が死亡、20数人が重軽傷を負い、病院に搬送されたという。

犯人は不明。陸軍と警察が行方を追っている。

TTPとアフガンのタリバンは別組織だが、思想は共有している。TTPは現在、アフガンの山岳地帯に潜伏しているとみられ、2022年11月に中央政府との停戦協定を一方的に打ち切り、軍と警察への攻撃を強化した。

アフガンと国境を接するカイバル・パクトゥンクワ州と南西部バルチスタン州では近年、テロ攻撃が相次いでいる。

カイバル・パクトゥンクワ州バンヌでは15日未明、軍事施設近くで爆発物を積んだ車が爆発、武装勢力の戦闘員が施設に向けて銃を乱射し、陸軍兵士8人が死亡、民間人を含む数十人が負傷した。

この銃撃戦で武装勢力の戦闘員10人も死亡。TTPの分派グループが犯行声明を出している。

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