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▽爆発はアフガニスタンの国境近くにある炭鉱で9日夜に発生。少なくとも12人の労働者が閉じ込められたと報告されている。
2025年1月10日/パキスタン、南西部バルチスタン州郊外、爆発があった炭鉱(AP通信)

パキスタン南西部バルチスタン州の炭鉱で発生した爆発事故について、地元当局は13日、これまでに炭鉱労働者11人の遺体を収容したと明らかにした。

爆発はアフガニスタンの国境近くにある炭鉱で9日夜に発生。少なくとも12人の労働者が閉じ込められたと報告されている。

州当局によると、救助隊は連絡が取れなくなっている残り1人の捜索を継続中。

爆発の原因は明らかになっておらず、警察と消防が調べている。地元テレビ局は関係者の話しとして、「メタンガスの可能性が高い」と報告している。

またテレビ局はこの炭鉱が当局の許可を得ずに操業していたと伝えている。炭鉱の所有者は明らかになっていない。

パキスタンの鉱山では違法試掘が蔓延し、死亡事故が多発している。

治安当局は先週、北西部カイバル・パクトゥンクワ州で正体不明の武装集団が採掘事業に従事する労働者16人を拉致した事件について、治安部隊がこのうち8人を救出したと明らかにした。

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