◎パキスタンでは今月初めにも最大都市カラチや首都イスラマバードなどで数万人規模の反イスラエル集会が行われていた。
パキスタン東部ラホールでイスラエル軍のガザ侵攻に抗議する集会が開かれ、数万人がシュプレヒコールを上げた。
デモ隊はイスラエルを「侵略国家」と糾弾。「米国は紛争を終結させることができるにもかかわらず、イスラエル軍の大量虐殺を黙認している」と主張した。
一部の過激派なデモ参加者はパレスチナ・ガザ地区のイスラム組織ハマスのコスプレを披露。「イスラエルに死を」「ユダヤ人に死を」と叫び、イスラム国家に聖戦(ジハード)を開始するよう呼びかけた。
パキスタンでは今月初めにも最大都市カラチや首都イスラマバードなどで数万人規模の反イスラエル集会が行われていた。
デモ隊はイスラエルと米国を非難し、パレスチナの国旗を掲げてラホール市内を数キロ行進した。
州議会の議員も行進に参加し、パレスチナへの連帯を表明。イスラエルによる違法な占領を終結させるよう訴えた。
ある州議会議員はX(旧ツイッター)にこう投稿している。「イスラム協力機構(OIC)のイスラエル非難決議は全く機能していない。イスラム国家は今すぐ立ち上がり、侵略者と対峙すべきだ...」