◎パキスタンでは毎年、多くの登山家が世界最高峰の山々に挑み、行方不明になったり、死亡したりしている。
パキスタン北部カラコルム山脈でロシア人登山家1人が行方不明になっている。地元当局が19日、明らかにした。
それによると、5人のロシア人登山家チームは17日、カラコルム山脈の峰のひとつで雪崩に巻き込まれ、救助隊に救援を要請したという。
このうち2人は自力でベースキャンプに到達したと伝えられている。
ツアーを企画したパキスタン・アルパイン・クラブは声明で、「救助隊は3人のうち2人を保護したものの、1人が行方不明になっている」と述べた。
それによると、この1人は大きな氷の塊につぶされたとみられる。
パキスタンでは毎年、多くの登山家が世界最高峰の山々に挑み、行方不明になったり、死亡したりしている。