◎武装集団は運転手を狙ったとみられる。
パキスタン東部パンジャブ州で正体不明の武装集団がスクールバスに向けて発砲し、子供2人が死亡、6人が負傷した。警察が22日、明らかにした。
現場は州都ラホール郊外の地区。
警察によると、武装集団は運転手を狙ったとみられる。
武装集団はバイクで現場から逃亡。犯行声明を出した組織は確認されていない。
負傷者は近くの病院に搬送された。ケガの程度は明らかになっていない。
ザルダリ(Asif Ali Zardari)大統領と他の政府高官はこの攻撃を非難し、負傷者に最善の治療を施すよう求めた。
パキスタンでは近年、イスラム過激派によるテロ攻撃が相次いでおり、その多くがアフガニスタンと国境を接する北西部カイバル・パクトゥンクワ州と南西部バルチスタン州で発生している。
カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワルで2014年に発生した学校襲撃では132人の児童を含む147人が死亡した。