◎パキスタンでこのような交通事故は珍しくなく、原因の多くが無謀運転やルール無視である。
パキスタン、南西部バルチスタン州(ロイター通信)

パキスタン北部ギルギット・バルチスタン地域で3日早朝、旅客バスが岩だらけの渓谷に転落し、少なくとも20人が死亡、30人が重軽傷を負った。

警察によると、このバスは首都イスラムバードからギルギット・バルチスタンに向かっていたという。

事故は午前5時30分頃に発生。運転手がハンドル操作を誤ったとみられる。

首相府の報道官は声明で、「乗客20人が死亡、30人が重軽傷を負ったと報告を受けている」と述べた。

それによると、負傷者は地元の公立病院に搬送されたという。うち数人が重傷と伝えられている。

地元メディアが報じた写真にはオレンジ色のバスのねじれた残骸が写っていた。

シャリフ(Shehbaz Sharif)首相は犠牲者に哀悼の意を表し、負傷者の早期回復を祈った。

パキスタンでこのような交通事故は珍しくなく、原因の多くが無謀運転やルール無視である。

南西部バルチスタン州では先月初め、イスラム教の巡礼者を乗せたバスが道路沿いの水路に突っ込み、少なくとも17人が死亡した。

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