◎パキスタンでは道路インフラの不備や交通ルール無視による事故が多発している。
パキスタン当局は7日、北西部カイバル・パクトゥンクワ州郊外でバスが渓谷に転落し、乗客少なくとも22人が死亡、12人が負傷したと発表した。
地元警察によると、事故は同州ペシャワルの北方約500kmの山道で発生。バスは車と接触し、そのはずみで渓谷に転落したという。
運転手の安否は不明。警察が事故の原因を調べている。
地元メディアは警察筋の話を引用し、「事故は7日未明に発生し、これまでに22人の死亡を確認。負傷した12人のうち数人は重体」と報じている。
パキスタンでは道路インフラの不備や交通ルール無視による事故が多発している。
カイバル・パクトゥンクワ州で今月2日に発生したバスとトラックの衝突事故では17人が死亡。先月29日には南西部バルチスタン州でバスが橋の欄干を突き破って渓谷に転落・炎上し、40人が死亡している。