◎インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、多くの火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。
インドネシア当局は24日、北部アチェ州の沖合でM6.4の地震が発生したと報告した。
当局によると、被害と負傷者の報告はなく、津波の心配もないという。
米地質調査所(USGS)によると、地震は24日の現地時間午前5時52分頃にアチェ州の港湾都市ムラボーの南南西40kmの地点で発生した。地震の規模を示すマグニチュードは6.2、震源の深さは49kmとしている。
アチェ州の多くの住民がSNSに揺れを感じたと投稿した。
あるフェイスブックユーザーは、「走って高台に避難したが、自治体から津波の心配はないというテキストメッセージが届いたので、帰宅した」と投稿している。
インドネシアは環太平洋プレートに沿って形成された火山大国であり、多くの火山が活発に活動し、大きな地震が定期的に発生している。
アチェ州沖で2004年末に発生したM9.1の大地震(スマトラ沖地震)では約23万人が死亡した。
今年2月には西スマトラ州でM6.2の地震が発生。少なくとも25人が死亡、460人以上が負傷した。
昨年1月に西スラウェシ州で発生したM6.2の地震では100人以上が死亡、6500人近くが負傷している。