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▽キムは事故を容認できない「犯罪行為」と呼び、軍幹部を叱責した。
2025年4月26日に朝鮮中央通信(KCNA)が公開した写真、北朝鮮、新型多目的駆逐艦の進水式(KCNA/ロイター通信)

北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)党総書記が出席していた新型軍艦の進水式で重大事故が発生した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が21日に報じた。

それによると、キムは事故を容認できない「犯罪行為」と呼び、軍幹部を叱責したという。

キムは先月、新型多目的駆逐艦の完成式に出席。この駆逐艦(5000トン級)は「最も強力な兵器」を搭載し、北の力と技術を結集して、400日余りで完璧に建造されたとのこと。

KCNAによると、新型軍艦の事故を目撃したキムは激怒し、「国の尊厳を汚す不注意によるものだ」と憤慨。軍幹部を罵り、修復を命じたという。

死傷者が出たかどうか、どのような事故かは明らかになっていない。

KCNAは事故について、「進水中にバランスを崩したことが原因で、軍艦の船底の一部が押しつぶされた」と報じているが、それ以上の詳細には触れていない。

KCNAはキムがこの事故に激怒し、絶対的な不注意、無責任、非科学的な経験主義による重大な事故であり、犯罪行為であると断じたと報じている。

キムは事故の責任を党幹部に押し付けるクセがある。

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