北朝鮮外相がロシア訪問、プーチン氏と会談

プーチン氏は会談の冒頭、チェ氏に対し、金正恩 党総書記に先月の首脳会談の祝意を伝えるよう要請した。

北朝鮮の崔善姫（Choe Son Hui）外相が27日、ロシアの首都モスクワを訪問し、プーチン（Vladimir Putin）大統領と会談した。

プーチン氏は会談の冒頭、チェ氏に対し、金正恩（Kim Jong Un）党総書記に先月の首脳会談の祝意を伝えるよう要請した。

両首脳は先月、中国・北京で会談していた。

現地メディアによると、チェ氏はプーチン氏との会談に先立ち、ラブロフ（Sergey Lavrov）外相と両国の連携について協議したという。

ラブロフ氏はウクライナ軍の攻撃を受けるクルスク地方でロシア軍と共に戦った北朝鮮軍兵士を改めて称賛した。

韓国当局によると、北とロシアは過去2年間で軍事協力を劇的に強化し、北はロシアによるウクライナ侵攻を支援するために約1万5000人の兵士を派遣。その見返りに経済・軍事技術支援を得ている。