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▽北がトランプ米政権を「罵倒」したのは今年初。
北朝鮮、首都平壌、金正恩 党総書記(ロイター通信)

北朝鮮は18日、米国とその同盟国が北の非核化という「ばかげた」目標を追求していると批判し、権威主義的な指導者である金正恩(Kim Jong Un)党総書記の指示の下、核戦力の拡張を推し進めると誓った。

北朝鮮外務省の声明は米国、日本、韓国の外相がドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議で会談し、北の核の野望に対抗するために軍事協力を強化し、国際的な制裁体制を強化することを再確認した後に発表された。

同省は声明で、米国が北の非核化という「時代遅れで不合理な計画」を実現しようとしていると非難。自国の安全が脅かされていると感じれば、ライバル国に対して「圧倒的かつ断固とした反撃」を取ると警告した。

また同省はキムが打ち立てた「核戦力強化の新路線を一貫して堅持」し、「米国とその属国勢力」による北の主権に対する脅威と恐喝を徹底的に抑止すると述べた。

北がトランプ米政権を「罵倒」したのは今年初。国営朝鮮中央通信(KCNA)はこれまでのところ、トランプ(Donald Trump)大統領を直接名指しすることは避けている。

ルビオ(Marco Rubio)米国務長官は15日、ミュンヘンで日韓の外相と3者会談を行い、北の「完全な非核化」と、北の兵器開発を標的とした効果的な制裁体制の維持に対する約束を再確認した。

また3国間は軍事演習の拡大や日韓の軍事力強化など、防衛力と抑止力を強化することでも合意した。

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