▽国防省は声明で、最近の米韓合同軍事演習などに言及。ワシントンとその属国勢力が北朝鮮の安全保障環境を脅かしていると非難した。
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北朝鮮政府は22日、トランプ米政権下で米国とその同盟国による「軍事的挑発」が増え、より顕著になっていると主張した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。
それによると、国防省は声明で、最近の米韓合同軍事演習などに言及。ワシントンとその属国勢力が北朝鮮の安全保障環境を脅かしていると非難したという。
また同省は「我々は戦略的手段で敵の戦略的脅威に対抗する」と付け加えた。
韓国国防省は20日、米国と空中訓練を行い、少なくとも1機のB1B戦略爆撃機が参加したと明らかにした。
この訓練にはB1Bのほか、韓国空軍のステルス戦闘機F35Aなどが参加したという。
B1BはB2やB52と合わせて米国の3大空中戦略兵器に挙げられる。最高時速は1500キロメートルを超え、グアムのアンダーセン空軍基地から約2時間で朝鮮半島に展開可能だ。
北は18日、日米韓が北の非核化という「ばかげた」目標を追求していると批判。金正恩(Kim Jong Un)党総書記の指示の下、核戦力の拡張を推し進めると誓った。