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▽朝鮮中央通信(KCNA)は日米首脳会談に触れず、北朝鮮の完全な非核化を要求するNATOとEU当局者のコメントを引用した。
2019年6月30日/北朝鮮と韓国の非武装地帯、ドナルド・トランプ大統領と金正恩 党総書記(Susan Walsh/AP通信)

北朝鮮は8日、自国の核兵器について、「交渉のためのものではなく、自国民と世界平和を脅かす敵との戦闘のためのものだ」と表明し、米国を強くけん制した。国営メディアが報じた。

この声明は日米首脳会談が行われた後に発表された。トランプ(Donald Trump)大統領はこの中で北朝鮮の核兵器開発計画を終了させることへのコミットメントを表明した。

朝鮮中央通信(KCNA)は日米首脳会談に触れず、北朝鮮の完全な非核化を要求するNATOとEU当局者のコメントを引用した。

「核兵器は誰かに認めてもらうための広告ではないし、金と交換するための交渉の切り札でもない」とKCNAは書いた。「わが国の核戦力は、わが国の主権と人民の安全を侵害し、世界の平和を脅かす敵対勢力の企てを速やかに排除するための、揺るぎない戦闘のためのものである」

北朝鮮は金正恩(Kim Jong Un)党総書記との接触再開を求めるトランプ氏の働きかけにも触れず、代わりに核戦力を「強化」する意向を強調した。

トランプ氏は就任時、北朝鮮を「核保有国」と呼び、非核化より軍縮交渉を追求すると示唆した。

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