北朝鮮・金正恩、建国記念日の演説で海外駐留部隊に謝意=KCNA
KCNAによると、キムは9日の演説で海外の軍事作戦に派遣されている将軍、軍幹部、兵士たちに温かい言葉を送ったという。
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北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)党総書記が建国記念日(9月9日)の演説で海外駐留の軍部隊と国民に挨拶し、自国の確固たる立場を強調した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が10日に報じた。
KCNAによると、キムは9日の演説で海外の軍事作戦に派遣されている将軍、軍幹部、兵士たちに温かい言葉を送ったという。
KCNAはキムの発言を引用し、「今や、わが国の絶対的な地位と安全を何ものも傷つけることはできず、わが手で創り出した繁栄の時代の猛烈な流れをいかなる勢力も逆転させることはできない」と報じた。
またキムは労働やその他の分野で貢献した市民と記念撮影を行ったとのこと。
韓国の情報機関は今月、ウクライナ戦争でロシア側を支援するため派遣された北朝鮮兵士約2000人が戦死したと推定。さらに北朝鮮が追加で6000人の兵士を派遣する計画であり、既に約1000人の戦闘兵がロシアに駐留していると明らかにした。
キムは今月、中国で外交デビューを果たし、習近平(Xi Jinping)国家主席やロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領と二国間会談を行い、関係強化を誓約した。