北朝鮮・金正恩が軍需工場視察、砲弾の生産拡大を指示=国営メディア
キムは13日に工場を視察し、25年上半期の砲弾生産の進捗状況を点検し、新たな課題を提示したという。
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北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)党総書記が軍需工場を視察し、現代の戦争ニーズに適合した砲弾の生産拡大を命じた。国営朝鮮中央通信(KCNA)が14日に報じた。
それによると、キムは13日に工場を視察し、25年上半期の砲弾生産の進捗状況を点検し、新たな課題を提示したという。
KCNAはキムの訓示を引用し、「現代の戦争のニーズに適合する新しい強力な砲弾の生産を増やすためには、生産能力を拡大・強化し、生産プロセスをより合理的に配置し、生産レベルを継続的に向上させる必要がある」報じた。
キムはこの数カ月間、ロシアとの関係強化に焦点を当ててきた。
北はウクライナ侵攻を続けるロシアに数多くの砲弾やミサイルを供与している。
北は4月末、キムの命令でロシアに部隊を派遣し、ウクライナ侵攻に参加していることを初めて認めた。
ウクライナは北が損失を補うために3000人の増援を含む推定1万4000人の兵士をロシアに派遣したと報告している。
北に関する国連制裁措置の履行を監視する「多国間制裁監視チーム(MSMT)」は先月の報告書で、北がロシアに2万個を超える弾薬コンテナを供給した明らかにした。