◎北は先週、韓国との国境を「永久封鎖」し、韓国軍と米軍に対処するために最前線の防衛を増強すると発表していた。
韓国軍は13日、北朝鮮が現在封鎖されている南北間道路を破壊する準備を進めている兆候を検知したと発表した。
それによると、北はこの道路を爆破する準備を進めているとみられる。道路のどの部分を破壊するつもりなのかは明らかになっていない。
北は10月3日と9日に平壌上空で韓国のドローンを検知したと主張。韓国を破壊することができるあらゆる攻撃手段を準備し、韓国のドローンが再び領空を侵犯した場合、警告なしに対応すると警告していた。
朝鮮中央通信(KCNA)は12日、国防省の声明を引用し、「軍が韓国との国境付近の砲兵部隊やその他陸軍部隊に砲撃の準備を完全に整えるよう命令を出した」と報じた。
それによると、国防相の報道官は「韓国が北の強力な攻撃を受け場合、領土全体が灰の山になるかもしれない」と述べたという。
韓国政府は当初、韓国のドローンが北の領空を侵犯したという主張を否定していたが、その後、北の主張が事実かどうかは確認できないとして、対応を協議するとした。
また韓国政府はいかなる理由があろうと、北が自国民の安全を脅かした場合、厳しく罰すると警告している。
北は先週、韓国との国境を「永久封鎖」し、韓国軍と米軍に対処するために最前線の防衛を増強すると発表していた。