◎事故は第二の都市マンダレーの南西約220キロで発生。パイロットは墜落前に脱出し、救助されたという。
ミャンマー空軍の戦闘機が訓練飛行中に墜落した。ミャンマー国営放送(MRTV)が29日に報じた。
それによると、事故は第二の都市マンダレーの南西約220キロで発生。パイロットは墜落前に脱出し、救助されたという。
MRTVは軍政報道官の声明を引用し、「戦闘機は技術的な欠陥により墜落したとみられる」と伝えている。
地元の独立系メディアは旧ソ連製の戦闘機戦闘機ミグ29が墜落したと報じているが、詳細は不明だ。
それによると、国軍は訓練飛行でミグを使うことが多いという。この戦闘機は2人乗りである。
国軍は2021年2月のクーデター以来、少なくとも4機のヘリコプターと3機の戦闘機を失っている。
少数民族ゲリラとの戦闘は内戦に発展。全国に拡大した。
国軍は国内各地で攻撃を開始。抵抗勢力が対抗できない航空戦力を多用している。
戦闘機による空爆に巻き込まれた市民数万人が隣国タイなどへの避難を余儀なくされ、多くの犠牲者が出たと推定されている。
抵抗勢力は何度か戦闘機を撃墜したと主張しているが、事実か否かは不明である。