ミャンマー軍事法廷、人身取引に関与した12人に終身刑
ミャンマーでは21年2月の政変以前から女性や少女の人身売買が社会問題になっている。
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ミャンマーの軍事法廷が複数の人身売買に関与したとして、中国人5人を含む12人の被告に終身刑を言い渡した。国営メディアが2日に報じた。
それによると、被告たちはオンラインでポルノ動画を配信したり、ミャンマーの女性を中国に売りさばき、結婚を強制するなど、複数の犯罪行為に関与したとされる。
最大都市ヤンゴンの軍事法廷は7月末、中国人2人を含む5人に対し、同国の人身取引防止法に基づき、3組のミャンマー人夫婦を巻き込んだポルノ動画を撮影し、オンラインで販売した罪で終身刑を言い渡した。
別のケースでは、女1人と中国人3人が終身刑を言い渡された。
ミャンマー国営放送(MRTV)によると、この4人は最近結婚したミャンマー人女性2人を中国に輸送する計画を立てたとされる。
さらに、別の軍事法廷ではミャンマー人女性を中国側に売りさばいたとして、3人が終身刑を言い渡された。
ミャンマーでは21年2月の政変以前から女性や少女の人身売買が社会問題になっている。