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ミャンマー、5年ぶりに議会招集、軍が議席の9割掌握


2021年の軍事クーデター以降、議会は開かれておらず、今回の招集は軍事政権主導の総選挙を経て実現した。
2026年3月‎16日/ミャンマー、首都ネピドーの国会議事堂前(AP通信)

内戦下のミャンマー16日、5ぶり議会招集た。2021軍事クーデター以降、議会おらず、今回招集は軍事政権主導選挙実現した。しかし、議席大半その同盟勢力民主政治体制回帰程遠い状況国内外から批判いる。

首都ネピドーた議会下院初会合民族衣装けた議員出席した。だが議会構成見ると、影響力が圧倒的ある。憲法では議席25%軍人割り当てさらに軍寄りの政党「連邦団結発展党(USDP)」が大多数議席獲得した結果、その同盟勢力議席9占めるた。

下院議長将軍USDP党首選出た。副議長にも軍関係者が就任し、議会指導勢力掌握したこれにより、議会形式民政機関として再開ものの、実質軍政支える機関なる見方強い。

今回議会招集2025年末から今年初めにかけて段階実施選挙結果基づくものだ。しかしこの選挙では、アウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi)氏率いる国民民主連盟(NLD)含む主要野党多く参加できなかた。政党解散立候補制限、治安上の理由による投票中止などぎ、選挙自由でも公正でもない国際社会から批判いる。

ミャンマーでは20212月、クーデターし、2020選挙圧勝したNLD政権を追放スーチー含む多く政治家拘束れ、議会開催ないまま直接統治きた。クーデター後、国内ではに対する武装抵抗民族勢力戦闘拡大し、現在内戦いる。

軍政トップのフライン(Min Aung Hlaing)総司令官今回選挙議会再開を「民主主義移行一歩」位置づけいる。今後、議会大統領選出など政権発足向け手続き進める見通しで、フライン氏が大統領就任する可能性指摘いる。

一方、民主勢力国外批評家議会軍政正当装うため政治演出すぎない批判いる。主要野党排除れ、圧倒的多数握る状況では、議会実質権力チェック機能果たすこと難しいいる。内戦政治混乱続く中、ミャンマー政治情勢依然として不透明まである。

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