インドネシア・ジャカルタの高校モスクで爆発、54人負傷
事件はジャカルタ北部の地区にある高校内のモスクで正午頃に発生。金曜礼拝のために集まっていた学生らが負傷した。
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インドネシア・ジャカルタ市内の高校で爆発があり、少なくとも54人が負傷した。警察が7日、明らかにした。
それによると、事件はジャカルタ北部の地区にある高校内のモスクで正午頃に発生。金曜礼拝のために集まっていた学生らが負傷した。
ジャカルタ警察は声明で、17歳の少年が爆発を起こしたと発表した。
地元テレビ局は避難した男子生徒の話しとして、「2回大きな爆発音が聞こえ、叫び声が聞こえた。先生が外に避難するよう指示したので、走って逃げた」と伝えている。
X(旧ツイッター)で共有された動画には校舎から煙が上がる中、パニック状態で避難する生徒の姿が映っていた。
警察は声明で、「容疑者が所持していたおもちゃのサブマシンガンを押収した」と発表。銃には白人至上主義のスローガンと思われる文字が刻まれていたという。
また警察は、爆発がテロ攻撃であるとの憶測を否定した。
ジャカルタ議会の副議長は負傷者が搬送された病院を視察後、地元テレビ局のインタビューで、「容疑者は17歳の男子生徒であり、手術を受けている」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
