K2で死亡した中国人登山家の遺体回収へ パキスタン
グアン・ジンさんは11日、K2登頂に成功。翌日、下山中に落石に遭い、死亡した。
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パキスタン北部に位置する世界第2位の高峰K2(8611mメートル)で死亡した中国人登山家の遺体を回収するチームが出発した。パキスタン当局が14日、明らかにした。
グアン・ジン(Guan Jing)さんは11日、K2登頂に成功。翌日、下山中に落石に遭い、死亡した。
当局によると、ジンさんの遺体は約5400メートル地点にあるベースキャンプから100~150メートル先にあり、まだ回収できていないという。
回収チームの代表は記者会見で、「現在の天候はヘリコプター飛行に適していないため、徒歩で現場に向かい、遺体を搬送することになる」と語った。
ジンさんはネパールの企業が主催した遠征隊の一員であった。
K2は世界で最も危険な山のひとつであり、「キラーマウンテン」と呼ばれている。
パキスタンでは毎年、多くの登山家が世界最高峰の山々に挑み、行方不明になったり、死亡したりしている。