インド・ナビムンバイ国際空港完成、25年12月運用開始
ナビムンバイ国際空港は12月に運用を開始する予定。これによりムンバイのチャトラパティ・シバージー・マハラージ国際空港の混雑緩和が期待される。
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インドの金融都市ムンバイで8日、ナビムンバイ国際空港の竣工式が行われた。
式典にはモディ(Narendra Modi)首相も出席。大財閥アダニ・グループの関係者と共に完成を祝った。
ナビムンバイ国際空港は12月に運用を開始する予定。これによりムンバイのチャトラパティ・シバージー・マハラージ国際空港の混雑緩和が期待される。
ナビムンバイ国際空港はアジアにおける旅客・貨物輸送の主要拠点となることを目指すとしている。アダニ・グループ傘下のナビムンバイ国際空港会社が運営する。
建設費は推定22億ドル。経済成長と航空需要の急増に伴い、インフラの近代化と航空ネットワーク強化を推進するインド政府の最新プロジェクトのひとつである。
政府は過去10年間で中小都市を結ぶ空港の開設・拡充や貨物輸送の改善を進め、旅行を経済成長の主要な牽引役とする方針を推進。政府の統計によると、国内の空港数は2014年の74カ所から160カ所に増加した。