▽出火原因は明らかになっておらず、消防が調べている。
台湾中部の建設工事中の工場で火災が発生し、少なくとも9人が死亡した。現地メディアが19日に報じた。
それによると、現場は台中市の工業地帯。建設中の5階建て食品工場の一角から出火した。
消防が消火活動に当たり、約6時間後に鎮火。19人が救助され、うち数人が病院で手当てを受けている。
ソーシャルメディアで共有された動画には工場の一角から黒煙と炎が立ちのぼる様子が映っていた。
出火原因は明らかになっておらず、消防が調べている。報道によると、現場には大量の発泡スチロールパネルがあったため、急速に燃え広がったという。
消防は3階から飛び降りた1人の死亡を確認。鎮火後の捜索で4人の遺体を発見した。
この工場は台湾最大のスーパーチェーン「PXマート」の食品工場として建設されていた。