豪シドニーのビーチで男性がサメに襲われ死亡
事件は北部のロングリーフビーチで午前10時頃に発生。「男性が重傷を負っている」という通報が入った。
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オーストラリア・シドニー北部のビーチで男性がサメとみられる生物に噛まれ、死亡した。警察が6日、明らかにした。
それによると、事件は北部のロングリーフビーチで午前10時頃に発生。「男性が重傷を負っている」という通報が入った。
救急隊員が現場に急行。波打ち際で男性を発見、救助したが、その場で死亡が確認された。
ニューサウスウェールズ州警察は声明で、「救助隊はサメとみられる生物に食いちぎられたサーフボードの破片も回収した」と明らかにした。
当局はこの事件を受け、ロングリーフビーチと周辺の2ビーチを閉鎖。市民と観光客に対し、海に近づかないよう呼びかけた。
オーストラリアではサメによる被害が毎年数件報告されている。
特にニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州など、海水浴やサーフィンが盛んな地域での発生が多い。
被害の多くはサーファーやダイバーが対象で、サメが人を獲物と誤認して攻撃するケースが多いとされている。
対策として、サメ避けのネットやドローンによる監視、警告システムの整備などが進められている。