◎マレーシア外務省によると、アンワル首相は3日間の滞在中、様々な合意文書に署名する予定。
2024年10月2日/パキスタン、首都イスラマバード、シャリフ首相(右)とマレーシアのアンワル首相(AP通信)

マレーシアアンワル(Anwar Ibrahim)首相が3日、パキスタンの首都イスラマバードに到着した。アンワル氏のパキスタンを公式訪問したのは就任以来初めて。

アンワル氏はシャリフ(Shehbaz Sharif)首相に出迎えられ、イスラマバードの中心部に向かった。

マレーシア外務省によると、アンワル氏は3日間の滞在中、様々な合意文書に署名する予定。

両首脳は3日の首脳会談で中東情勢を含む様々な問題について協議する予定だ。

アンワル氏は貿易、エネルギー、農業、観光、文化交流、人的交流の分野における協力をさらに強化する方法について協議するため、閣僚や各分野の専門家を伴っている。

一方、資金難のパキスタンは最近国際通貨基金(IMF)の新規融資70億ドルを確保したばかりだ。

パキスタンは同じイスラム国家であるマレーシアとの二国間貿易を強化し、経済関係を深化させたいとしている。

パキスタン外務省によると、双方は貿易、コネクティビティ、エネルギー、農業、産業、観光、文化交流、人的交流を含む多様な分野で関係をさらに強化するための幅広い議題について話し合う。

また、地域的・世界的な動向についても協議する予定だ。

2023~24会計年度における両国間の貿易額は15億ドルを記録した。

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