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パプアニューギニアで土砂崩れ、少なくとも21人死亡=報道

事故は同州近郊の集落で午前2時ごろに発生。複数の家屋が押し流されたという。
2024年5月24日/パプアニューギニア、エンガ州郊外、地滑りが発生した集落(Getty Images/AFP通信)

パプアニューギニア・エンガ州の集落で土砂崩れが発生し、少なくとも21人が死亡した。現地メディアが10月31日に報じた。

それによると、事故は同州近郊の集落で午前2時ごろに発生。複数の家屋が押し流されたという。

オーストラリア放送協会(ABC)は警察関係者の話しとして、「救助隊が現地で捜索活動に当たっている」と報じた。

エンガ州知事はABCの取材に対し、「地元住民は最大30人が亡くなった可能性があると報告している」と語った。

中央政府はコメントを出していない。

エンガ州は首都ポートモレスビーの北西約600キロに位置し、昨年5月にも大規模な土砂崩れが発生。中央政府はこの地滑りで2000人以上の住民が生き埋めになったと推定している。国連の専門機関である国際移住機関(IOM)は死者数を670人超と発表した。

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