インドネシア・西ジャワ州で土砂崩れ、8人死亡、82人行方不明
この災害により集落全体が土砂に覆われ、救助活動が続いている。
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インドネシア・西ジャワ州で24日未明、大規模な土砂崩れが発生し、少なくとも8人が死亡、80人以上が行方不明になっている。国家防災庁(BNPB)が明らかにした。この災害により集落全体が土砂に覆われ、救助活動が続いている。
土砂崩れは西ジャワ州バンドン郊外の集落近くで発生。数日間にわたる記録的な豪雨により河川の堤防が決壊し、山腹が崩れ落ちて泥、岩、倒木が集落を直撃し、少なくとも34軒の民家が大破した。崩落は午前3時頃に起きたと報告されている。
地元メディアによると、これまでに8人の遺体が収容され、少なくとも82人が行方不明のままである。24人は自力で避難して無事が確認された。
現地のテレビ映像では、救助隊員と住民が泥と瓦礫に覆われた現場で必死に捜索活動を行う様子が映っていた。道路や段々畑は濁った泥に覆われ、倒れた木々や岩石が散乱している。土壌が不安定で、依然として強い雨が続いているため、救助活動は大きな困難に直面していると西ジャワ州災害管理事務所の責任者は説明している。また当局はさらなる斜面崩壊の可能性を警戒し、土砂災害のリスクが高い地域の住民に対し、危険の兆候が見られた際は直ちに避難するよう呼びかけた。
インドネシアは10月から4月にかけて雨季を迎え、大雨による洪水や土砂崩れが頻発する。特に山岳地帯や河川沿いに多くの集落が点在するため、豪雨時の災害リスクが高い。昨年12月にはスマトラ島で大規模な洪水と土砂崩れが発生し、1200人以上が死亡、7000人以上が負傷する被害を出したばかりである。
州政府とBNPBは即座に緊急対応チームを現場に配置し、救助と捜索作業を継続中だ。被災地周辺ではさらなる降雨が予想されているため、救助隊は安全確保とともに救援活動を進める必要に迫られている。住民の避難誘導や医療支援、避難所の設置などの人道支援も並行して進められている。
気象当局は引き続き強い雨の影響に注意を呼びかけ、住民には最新の気象情報と当局の指示に従うよう強調している。被災地では道路やインフラの寸断により支援物資の輸送が困難な箇所もあり、今後の救助・復旧活動には時間と人的資源が必要とされる状況だ。
