キルギス当局、巨大レーニン像を撤去 南部オシ
この像は高さ23メートル、キルギスがソビエト連邦の一部であった1975年に建設された。
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中央アジア・キルギス南部オシの当局がロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニン(Vladimir Lenin)の記念碑を撤去した。現地メディアが7日に報じた。
この像は高さ23メートル、キルギスがソビエト連邦の一部であった1975年に建設された。
地元当局が7日に公開した写真にはクレーンで降ろされ、地面に横たわる像の姿が写っていた。
ソビエト連邦の一部だった多くの国が国家アイデンティティの再構築の一環として、ロシアとのつながりを維持しつつ、こうした像を撤去している。
この記念碑はほとんど注目を浴びることなく撤去された。オシ当局は撤去の理由について、「都市計画の一環」と説明した。
またオシ当局はロシア第2の都市サンクトペテルブルクやベルゴロド州などでもレーニンの記念碑が撤去されたり、別の場所に移されていると指摘。「この問題を政治化すべきでない」と強調した。