▽韓国国防省は昨年11月、ウクライナ戦争で北に支援を求めたロシアが対空ミサイル、ドローン、その他不特定の装備を見返りとして北に提供した可能性があると述べていた。
が公開した写真、AI技術を使った自爆ドローンの飛行試験を視察する金正恩-党総書記(KCNA/AP通信).jpg)
北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)党総書記が人工知能(AI)技術を搭載したドローンの飛行テストを監督した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が27日に報じた。
それによると、キムはAIドローンを兵器開発の最優先事項のひとつとし、当局者に対し、軍隊の近代化を加速するよう命じたという。
キムは陸上と海上で様々な戦術目標や敵の活動を探知できる、アップグレードされた新しい偵察ドローンの飛行テストを監督したとのこと。
KCNAはキムの発言を引用し、「無人ドローンとAI分野は軍隊の近代化に欠かせず、最優先で開発すべきだ」と伝えている。
北は今回、脆弱な防空システムを改善する可能性のある早期警戒機も初めて公開した。
KCNAが公開した写真には4基のエンジンとレーダードームを胴体に搭載した大型航空機のドアに向かってステップを上り、低空飛行する航空機を眺めるキムの姿が写っていた。
韓国国防省は昨年11月、ウクライナ戦争で北に支援を求めたロシアが対空ミサイル、ドローン、その他不特定の装備を見返りとして北に提供した可能性があると述べていた。
一部の軍事アナリストは以前、商業衛星画像を使って、北がロシア製のイリューション76型輸送機を早期警戒機に改造していると報告していた。