◎毎年、何百人もの国内外の登山家が世界第2位の高峰K2やナンガパルバットなど、パキスタン北部の山々に挑戦している。
「死の山」と呼ばれるパキスタン北部の高峰ナンガパルバット(標高8126m)に登頂したポーランド人男性登山家が死亡した。地元の警察当局が4日に明らかにした。
それによると、この男性は他の登山家2人とナンガパルバットに登頂したものの、下山中に呼吸困難に陥り、その後死亡したという。
地元警察は亡くなった男性の遺体を収容するとしているが、現地に隊員を派遣する時期は明らかにしていない。また、他の登山家2人はベースキャンプに戻ったという。
パキスタン・ヒマラヤ山岳協会は声明で、「3人の登頂を支援した会社から男性が亡くなったと連絡を受けた」と明らかにした。
また同協会は「男性の遺体を収容するかどうかは遺族と相談したうえで決める」とした。
地元メディアによると、数日前にナンガパルバットに入ったパキスタンの登山家が行方不明になり、捜索活動が進められているという。
毎年、何百人もの国内外の登山家が世界第2位の高峰K2(8611m)やナンガパルバットなど、パキスタン北部の山々に挑戦している。
パキスタンの女性登山家らは前日、ナンガパルバットの山頂からベースキャンプに無事帰還した。