▽事故は午前9時前に発生。済州航空7C2216便(バンコクー務安)が滑走路を外れて壁に激突・炎上した。
韓国の務安国際空港で発生した旅客機事故について、政府当局は29日、これまでに85人の死亡を確認したと明らかにした。
事故は午前9時前に発生。済州航空7C2216便(バンコクー務安)が滑走路を外れて壁に激突・炎上した。
機種はボーイング737型機。乗客175人と乗務員6人が乗っていた。
国家消防庁が発表。死者数はで着実に増加している。韓国国土交通省によると、バンコクを離陸したボーイング737型機には乗客175人と乗員6人が乗っていた。
韓国KBSは消防当局者の話しとして、「死者数はさらに増加する可能性が高い」と伝えている。
地元メディアは消防が2人を救助したと報じているが、容体は分かっていない。他の乗客乗員の安否も不明である。
聯合ニュースによると、運輸安全委員会の調査官が事故原因を調査しているという。
KBSと聯合ニュースは2人が救助されたと報じているが、一部メディアは1人と報じている。
消防庁は初期の声明で、乗務員1人が救助されたと報告していた。
現場で撮影された映像には黒焦げになった機体を取り囲む消防士や関係者の姿が映っていた。
務安は韓国南西部に位置する。
済州航空は韓国の格安航空会社のひとつ。ボーイング機を42機保有。従業員数は約3000人。