インドネシア・ボルネオ島ヘリ墜落、1人の遺体収容、残り7人の捜索続く
地元の航空会社が運航するエアバスBK117型機は1日の午前8時46分にカリマンタン島の空港を離陸し、約8分後に消息を絶った。
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インドネシア・ボルネオ島で乗員乗客8人を乗せたヘリコプターが墜落した事故について、当局は3日、墜落地点を特定し、1人の遺体を収容したと明らかにした。
地元の航空会社が運航するエアバスBK117型機は1日の午前8時46分にカリマンタン島の空港を離陸し、約8分後に消息を絶った。
ヘリは午前10時15分に中カリマンタン州の空港に到着する予定であった。
ヘリが航空管制と最後に連絡を取ったのは8時54分。それ以降に墜落したとみられる。
当局によると、搭乗者8人の中には米国人、ブラジル人、インド人の外国人3人が含まれていた。
地元メディアによると、ヘリは南カリマンタン州の森林地帯に墜落、大破したとみられる。
救助隊は声明で、「墜落地点から約100メートル離れた場所で1人の遺体を収容し、残り7人の捜索を続けている」と明らかにした。
国家捜索救助庁もX(旧ツイッター)に声明を投稿。「天候不良により、捜索に時間がかかっている」と書いた。
また同庁は「ヘリは全焼しており、機体を解体して内部の犠牲者数を確認する必要がある」と述べた。
警察、軍、地元機関、ボランティアからなる数百人が陸路と空路で現地入りし、森林地帯を捜索。5機のヘリやドローンも投入された。
墜落の原因は明らかになっておらず、航空当局が調査している。