インドネシア警察、コカイン密輸容疑でオーストラリア人男性逮捕
インドネシアの麻薬取締法は世界で最も厳しく、麻薬密輸・密売に関与した者は高い確率で死刑に処される。
と警察関係者(AP通信).jpg)
インドネシア警察が観光地バリ島にコカインを密輸した疑いでオーストラリア人の男を逮捕した。当局が26日、明らかにした。
インドネシアの麻薬取締法は世界で最も厳しく、麻薬密輸・密売に関与した者は高い確率で死刑に処される。
当局によると、逮捕されたのはクイーンズランド州在住の43歳男性。5月22日に身柄を確保された。
バリ島警察の署長は記者会見で、「捜査官たちは容疑者がバリ島のビーチ近くで借りた借家を急襲し、206個のビニール袋に入った1.7キログラムのコカインや携帯電話などを押収した」と語った。
また署長は「容疑者がイギリスから郵便で送られてきた2つの不審な小包を受け取ったという情報が入り、捜査官を現地に送った」と明らかにした。
さらに、「容疑者は第1種麻薬の輸入および頒布の罪に問われており、死刑または無期懲役に処される可能性がある」と述べた。
インドネシア海軍は今月中旬、スマトラ島沖で4億2500万ドル(約620億円)相当の違法薬物を積んだ船を拿捕し、タイ人とミャンマー人4人を逮捕した。