インドネシア山火事、警察が放火の疑いで44人逮捕
スマトラ島の泥炭地では先週末から山火事が延焼中。その煙がシンガポール、マレーシア、タイ南部に流入し続けている。
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インドネシア当局は23日、スマトラ島のリアウ州で発生した山火事について、放火の疑いで44人を逮捕したと明らかにした。
スマトラ島の泥炭地では先週末から山火事が延焼中。その煙がシンガポール、マレーシア、タイ南部に流入し続けている。
警察は週末、リアウ州内で140件を超える火災が確認されていると明らかにしていた。
国家防災庁(BNPB)の報道官は声明で、「森林火災はプランテーション所有者や農民が植林のために土地を整備する際に発生することが多い」と述べた。
また報道官は警察が放火の疑いで44人を逮捕し、捜査を継続していると明らかにした。
リアウ州警察は22日の記者会見で女性を含む手錠をかけられた容疑者たちを公開していた。
地元メディアによると、逮捕された44人の多くが野焼きの不始末を理由に逮捕されたという。有罪が確定した場合、10年以下の懲役刑に処される可能性がある。