◎事故は西ジャワ州チカレンカの駅から約500メートルの地点で発生した。
2024年1月5日/インドネシア、西ジャワ州、列車同士が衝突した現場(Abdan Syakura/AP通信)

インドネシア・西ジャワ州で列車同士が衝突し、少なくとも4人が死亡、37人が負傷した。警察当局が5日、明らかにした。

それによると、事故は西ジャワ州チカレンカの駅から約500メートルの地点で発生した。

国鉄は声明で、「287人の乗客を乗せた特急列車が東ジャワ州から走行中、午前6時3分頃、反対方向からきた列車と正面衝突した」と述べている。

もうひとつの列車には191人が乗っていた。

国鉄によると、乗客37人が病院に搬送され手当てを受けた。ケガの程度は不明だが、5日午後の時点で35人が退院している。

亡くなったのは全員乗務員。特急の2人と反対からきた列車の2人の死亡が確認された。

地元テレビ局は数両が衝突の衝撃で横転したと伝えている。横の田んぼに落ちた車両もあった。

ソーシャルメディアで共有された動画にはパニックに陥った乗客が荷物を抱えて列車から降りたり、田んぼの中で呆然とする乗客の姿が映っていた。

警察が現場を封鎖し、事故原因を調べている。

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