◎タンクローリーの運転手は下り坂でブレーキが利かなくなり、車列に突っ込んだと説明している。
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インドネシアの警察当局は18日、首都ジャカルタ東部でタンクローリーが車列に突っ込み、少なくとも11人が死亡、6人が重傷を負ったと発表した。
ジャカルタ警察によると、事故を起こしたタンクローリーの所有者は国営石油会社プルタミナ。警察は運転手を現行犯逮捕した。
同警察の報道官は記者団に対し、「タンクローリーは車2台とバイク10台を吹き飛ばした」と語った。
報道官によると、運転手は下り坂でブレーキが利かなくなり、車列に突っ込んだと説明しているという。現場は緩やかな下り坂で、巻き込まれたバイクと車は赤信号で停止していた。
病院に搬送された6人のうち数人が重体と伝えられている。報道官によると、死亡した11人はほぼ即死状態で、その場で死亡が確認されたという。
プルタミナ社は犠牲者と遺族に哀悼の意を表し、警察の捜査に全面的に協力するとした。