◎選管は今週、先月行われた大統領選の最終結果を公表し、スビアント氏の勝利が確定した。
インドネシア大統領選で敗れたプラノウォ(Ganjar Pranowo)氏が23日、憲法裁判所に異議を申し立て、再選挙を要求した。
プラノウォの弁護団は記者会見で、「不正行為で勝利したスビアント(Prabowo Subianto)国防相とジョコ(Joko Widodo)大統領の息子が失脚することを望んでいる」と語った。
また弁護団は「憲法裁判所に対し、選挙管理委員会に再選挙を命じるよう申し立てた」と述べた。「縁故主義と権力乱用を許してはなりません...」
選管は今週、先月行われた大統領選の最終結果を公表し、スビアント氏の勝利が確定した。
それによると、スビアント氏の得票率は58.6%、前ジャカルタ州知事のバスウェダン(Anies Baswedan)氏は24.9%、前ジャワ州知事のプラノウォ氏は16.5%であった。
プラノウォ氏はジョコ氏の息子であるギブラン(Gibran Rakabuming Raka)氏の立候補を許可すべきでなく、さらに一部の地域指導者が中央政府から圧力をかけられたと主張している。
またプラノウォ氏はジョコ政権が公費で有権者を買収したと非難している。
次点のバスウェダン氏も不正と詐欺が蔓延していると主張し、21日に異議を申し立てている。