◎両国は政治、経済、海洋、人的交流、安全保障分野の連携を強化することで合意した。
インドネシアのスビアント(Prabowo Subianto)大統領が10日、訪問先の中国・北京の経済フォーラムに出席し、国際社会に対し、対立ではなく協調と融和を呼びかけた。
スビアント氏は9日に習近平(Xi Jinping)国家主席と会談。政治、経済、海洋、人的交流、安全保障分野の連携を強化することで合意した。
また両国は来年、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を開催することでも合意した。
スビアント氏はフォーラムの中で、「経済大国としてだけでなく、文明大国としても台頭する中国との勾留を深めていきたい」と語った。
またスビアント氏は米国を念頭に置き、「対立ではなく協力こそが平和と繁栄への道であるという模範を示さなければならない」と述べた。
スビアント氏は先月の就任以来初となる海外歴訪を開始。次に向かうのは中国と激しく対立する米ワシントンDCである。その後、APECとG20首脳会議に出席するため、」ペルーとブラジルに飛ぶ。
スビアント氏は非同盟・中立政策を堅持すると誓った。「我々の政策は明確です。常に非同盟であり、世界のすべての大国を尊重し、より良い関係を構築していきます...」