インドネシア、ユーラシア経済連合(EAEU)と自由貿易協定へ
3月時点でのインドネシアとEAEU間の貿易額は16億ドル、前年同期比85%増となった。
とインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領(Getty-Images/AFP通信).jpg)
インドネシアが年内にロシア主導のユーラシア経済連合(EAEU)との自由貿易協定を締結する見込みである。ハルタルト(Airlangga Hartarto)経済担当調整相が20日、明らかにした。
両国は前日、自由貿易協定に関する実質的な協議が完了したと発表していた。
ハルタルト氏は声明で、「これにより、インドネシアの商品輸出の需要が拡大する見込みである」と述べた。
またハルタルト氏は「この協定がパーム油、コーヒー、天然ゴムなどに新たな機会をもたらす」と強調した。
さらに、「両当事者はこの協定における必要なプロセスを速やかに完了し、今年中に締結できることを希望する」とした。
政府によると、3月時点でのインドネシアとEAEU間の貿易額は16億ドル、前年同期比85%増となった。
EAEUはインドネシアにとって最大のパーム油輸入国のひとつで、23年の輸入額は5億4400万ドルに達した。
EAEUによる東南アジア諸国への主要な輸出品には肥料と鉄合金が含まれている。