◎中国はインドネシアにとって最大の貿易・投資パートナーである。
インドネシアのジョコ・ウィドド(Joko Widodo)大統領が27日、中国・成都を訪問し、習近平(Xi Jinping)国家主席と会談した。
インドネシア外務省によると、両首脳はインドネシアの首都移転プロジェクトなどに関するいくつかの協定に署名したという。
インドネシアは来年、首都機能をジャワ島のジャカルタからボルネオ島のヌサンタラに移す予定である。
ウィドド氏は声明で、「習主席と投資、健康、研究、技術などの分野における協力、中国とASEAN(東南アジア諸国連合)との関係などの地域問題について話し合った」と明らかにした。
またウィドド氏は中国を含む関係国と連携してインド太平洋地域の平和と安定を守る必要があると強調した。
インドネシアは今年、ASEANの議長国を務めている。
ウィドド氏は3日間の中国訪問で石油化学、再生可能エネルギー、健康分野などへの投資を促進するため、中国の企業関係者とも会談する予定だ。
またウィドド氏は成都で開催されるFISUワールドユニバーシティゲームズの開会式にも出席する。
中国はインドネシアにとって最大の貿易・投資パートナーである。
インドネシアは中国の急成長する電気自動車作業へのニッケルやその他の原材料の供給国として、より大きな役割を果たしたいと考えている。