▽バスは北スマトラ州から首都ジャカルタに向かう途中、西スマトラ州中心部の下り坂を暴走し、複数の車と接触後、横転したという。
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インドネシア・西スマトラ州で6日、34人の乗客を乗せた路線バスが横転し、少なくとも12人が死亡、23人が重軽傷を負った。
警察によると、バスは北スマトラ州から首都ジャカルタに向かう途中、西スマトラ州中心部の下り坂を暴走し、複数の車と接触後、横転したという。
西スマトラ州警察の報道官は記者会見で、「運転手はバスターミナル近くの下り坂でブレーキが効かないと話していた」と語った。
警察が事故原因を調査中。
地元テレビ局は生存者の話しを引用し、「運転手はブレーキが効かないと叫び、乗客に衝撃に備えるよう呼びかけていた」と伝えている。
地元メディアによると、事故現場周辺は坂が多い地区とのこと。
亡くなった12人の中には子供も含まれていた。消防によると、他の23人は近くの病院に搬送され、うち13人が重傷。運転手は意識不明の重体と伝えられている。
地元テレビ局が報じた映像には救助隊が重機や工具でバスを持ち上げ、下敷きになった人々を救出する様子が映っていた。