◎運転手は事故を起こす前、とても眠そうに見えたと伝えられている。
インドネシア警察は16日、東ジャワ州の高速道路で観光バスが標識に正面衝突し、少なくとも14人が死亡、19人が負傷したと発表した。
現地メディアによると、観光バスはジャワ島中部の人気山岳リゾートから東ジャワ州の州都に戻る途中で事故を起こしたという。標識は高速道路の出口付近に設置されていた。事故発生時刻は16日未明と伝えられている。
地元メディアが報じた映像には、警察や医療関係者が負傷者を搬送する様子が映っていた。
警察の報道官によると、事故の原因は調査中で、乗客の一人が「運転手は事故を起こす前、とても眠そうに見えた」と証言しているという。運転手は重傷を負ったものの、命に別状はないと伝えられている。
報道官は、「運転手の回復を待って事情を聴く」と説明した。市内の病院に搬送された19人はいずれも重傷。
インドネシアの安全基準やインフラは整っておらず、しばしば大きな事故が発生する。