▽トランプ政権による90日間の猶予期間が終了すると、インドネシアは32%の相互課税を課されることになる。
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インドネシアの25年3月の貿易黒字は43億3000万ドルで、市場の予想を上回り、過去4ヶ月で最大となった。国家統計局が21日、明らかにした。
インドネシアからの輸出は2022年の一次産品ブームが終わった後の低水準から回復しているが、米国の相互関税に端を発した貿易戦争による世界的な成長見通しの鈍化によって、輸出はすぐに影響を受ける可能性がある。
トランプ政権による90日間の猶予期間が終了すると、インドネシアは32%の相互課税を課されることになる。
インドネシアの複数の閣僚が先週からワシントンDCに滞在し、交渉を試みている。
政府は対米貿易黒字を解消し、関税を回避するため、合計で180億~190億ドル分の米製品を追加輸入する予定だ。
25年3月の輸出額は前年比3.16%増の232億5000万ドル。ロイター通信のアナリストは3.40%減と予想していた。
輸入は前年比5.34%増の189億2000万ドルであった。