SHARE:

バリ島にコカイン密輸、外国人2人逮捕 インドネシア

ブラジル国籍の男と南アフリカ国籍の女は今月13日、バリ国際空港で身柄を確保された。
インドネシア、バリ島(Getty Images)

インドネシア当局は24日、観光地バリ島にコカインを密輸した容疑で外国人2人を逮捕したと発表した。

それによると、ブラジル国籍の男と南アフリカ国籍の女は今月13日、バリ国際空港で身柄を確保されたという。

バリ麻薬取締局の責任者は記者会見で、「ブラジル国籍の25歳の男はドバイから空港に到着直後、スーツケースとバックパックに3086.36グラムのコカインを隠していたとして逮捕された」と語った。

同日、税関職員は南アフリカ国籍の32歳女性も逮捕。女は下着に990.83グラムのコカインを隠していた。

税関によると、職員はX線検査で荷物と下着の中にある不審な物品を確認したという。

インドネシアの麻薬取締法は世界で最も厳しく、国内で死刑判決を受けた約530人のほとんどが麻薬密売人、そのうち96人が外国人である。

麻薬密売・密輸で死刑判決を受けた者は銃殺刑に処される可能性がある。

インドネシアで最後に死刑が執行されたのは2016年7月。インドネシア人1人とナイジェリア3人が銃殺刑に処された。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします